2022.08.01
a day off in Fukushima
きょうは予定されていた会議が無いとの事で、急遽休みをとって、暑い昼間をエアコンのきいた映画館で過ごす事にしました…という本当に私事ブログ。
お目当ての映画は午後から上映…という事で腹ごしらえです。
向かったのは、以前『ゴジてれChu!』のコーナー「ふくしまイケ麺探し」で取材させて頂いた福島市の「手打ちそば なお」です。11時半開店で12時過ぎが結構混むので、開店少し前を目指して行ったのですが、既にお店はオープンしていて、夏休みだからでしょう、お子さん連れのお客さんもいらしていました。
お目当ての映画は午後から上映…という事で腹ごしらえです。
向かったのは、以前『ゴジてれChu!』のコーナー「ふくしまイケ麺探し」で取材させて頂いた福島市の「手打ちそば なお」です。11時半開店で12時過ぎが結構混むので、開店少し前を目指して行ったのですが、既にお店はオープンしていて、夏休みだからでしょう、お子さん連れのお客さんもいらしていました。
以前取材でお邪魔したお蕎麦屋さんへ…。 |
これこれ、これが食べたかったんです♪ (手打ちそば 大盛りで900円) |
最後はそば湯も出て来るので、蕎麦を存分に味わえる。 |
豆乳そば茶プリン(350円、食事と一緒に頼むと50円サービス)。味変を楽しんで! |
本当は、取材時のお客さんから「夏に出る『季節限定のそば』で、夏野菜たっぷりのぶっかけ蕎麦が美味しいのよ。」と言われていたのも気になっていたのですが、今回はシンプルに蕎麦の美味しさのみを堪能♪ 細い蕎麦に絡むめんつゆも美味しいんですよね。豆乳そば茶プリンは、そば茶・きな粉・黒蜜の味変もしっかり楽しんできました。
店内に貼り出されたメニュー。「夏ベジ!!冷かけそば」は常連客お勧めの一品。 |
外のボードにも、お勧めとして書かれていた。 |
今回観た映画は、『ナワリヌイ』。ロシア反体制派の一人で、毒殺未遂事件から生還した人…と言えば分かるだろうか。そのナワリヌイ氏の毒殺未遂後“生還”した後のインタビューから映画は始まり、その事件以前からの映像とナワリヌイ氏のインタビュー、更には毒殺未遂事件の関係者と思しき人間から、驚きの“証言”を得て…というドキュメンタリー。
ロシアの体制に否定的な人への“対応”に対抗する為、ナワリヌイ氏やその支援者が知的戦略で挑む姿と強さに引き込まれる。特にナワリヌイ氏の妻もまた強い! 毒殺未遂の直後、ナワリヌイ氏の“身柄”を奪還するまでの“戦い”は圧巻。そんなナワリヌイ氏を支える家族の姿も映されていて、夫・父としての顔も垣間見える。
最後にナワリヌイ氏がロシア語で言う「善人が…」の言葉はとても重い。政治に無関心な人が増えている日本だが、この映画が決して他人事では無いと思えるのではないか。
続いて『チェルノブイリ1986』。東日本大震災の四半世紀前に、当時のソ連(現在のウクライナ)にあるチェルノブイリ原発で起きた事故を描いた映画だ。ん!? 今はウクライナの地名はウクライナの呼称に合わせて「チョルノービリ」になったのでは…と思って公式サイトを見てみたら、成る程合点がいった。何故ならこの映画はロシア映画だからだ。
主人公は消防士。あの原発事故が起き、主人公は現場に向かうが、そこは単に炎が上がる火災現場ではなく、高い放射線量の危険な現場。その見えない放射性物質を、空から降ってくる“或るもの”や仲間たちの変化で描いていく。更に厄介な事に、溶け落ちる核燃料が水に触れて起こる水蒸気爆発を防ぐ為、燃料の真下にたまる水を抜かなければならないという危険な作業を、誰かがしなければならなかった…。
後半は文字通り、観ていて「息が詰まる」思いだった。こっちも息を止めて見入ってしまう。しかし福島の原発事故以上に厳しい環境下で、事故の拡大を食い止めようと奔走する人を描いている。そしてその消防士が事故に立ち向かうのには、もう一つ個人的な―――一人の男性としての―――理由があった…。
どちらも今週木曜日4日まで、県内ではフォーラム福島で観られる。(『ナワリヌイ』は19日からまちポレいわきで上映予定との事)。
ほかにも『シン・ウルトラマン』『キングダム2 遥かなる大地へ』といったエンターテインメント系の映画も、夏休みには好いかも知れません(郡山テアトル等で上映中)。特にこの2つは大きなスクリーンで観た方が絶対楽しめます! あ、ほっこりするなら『劇場版「にゃん旅鉄道」』も、宜しくお願い致しま~す<(_ _)>
ロシアの体制に否定的な人への“対応”に対抗する為、ナワリヌイ氏やその支援者が知的戦略で挑む姿と強さに引き込まれる。特にナワリヌイ氏の妻もまた強い! 毒殺未遂の直後、ナワリヌイ氏の“身柄”を奪還するまでの“戦い”は圧巻。そんなナワリヌイ氏を支える家族の姿も映されていて、夫・父としての顔も垣間見える。
最後にナワリヌイ氏がロシア語で言う「善人が…」の言葉はとても重い。政治に無関心な人が増えている日本だが、この映画が決して他人事では無いと思えるのではないか。
続いて『チェルノブイリ1986』。東日本大震災の四半世紀前に、当時のソ連(現在のウクライナ)にあるチェルノブイリ原発で起きた事故を描いた映画だ。ん!? 今はウクライナの地名はウクライナの呼称に合わせて「チョルノービリ」になったのでは…と思って公式サイトを見てみたら、成る程合点がいった。何故ならこの映画はロシア映画だからだ。
主人公は消防士。あの原発事故が起き、主人公は現場に向かうが、そこは単に炎が上がる火災現場ではなく、高い放射線量の危険な現場。その見えない放射性物質を、空から降ってくる“或るもの”や仲間たちの変化で描いていく。更に厄介な事に、溶け落ちる核燃料が水に触れて起こる水蒸気爆発を防ぐ為、燃料の真下にたまる水を抜かなければならないという危険な作業を、誰かがしなければならなかった…。
後半は文字通り、観ていて「息が詰まる」思いだった。こっちも息を止めて見入ってしまう。しかし福島の原発事故以上に厳しい環境下で、事故の拡大を食い止めようと奔走する人を描いている。そしてその消防士が事故に立ち向かうのには、もう一つ個人的な―――一人の男性としての―――理由があった…。
どちらも今週木曜日4日まで、県内ではフォーラム福島で観られる。(『ナワリヌイ』は19日からまちポレいわきで上映予定との事)。
ほかにも『シン・ウルトラマン』『キングダム2 遥かなる大地へ』といったエンターテインメント系の映画も、夏休みには好いかも知れません(郡山テアトル等で上映中)。特にこの2つは大きなスクリーンで観た方が絶対楽しめます! あ、ほっこりするなら『劇場版「にゃん旅鉄道」』も、宜しくお願い致しま~す<(_ _)>
人情味…じゃなかった、「にゃん」情味溢れる映画だにゃん♪ |
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