2022.09.06
beautiful and delicious in Nihonmatsu City
きょうは『ゴジてれChu!』」の火曜中継の代打リポーターとして、二本松市にある「安達ヶ原ふるさと村」から、いま見頃の花と今年登場した新グルメをご紹介しました。
安達ヶ原ふるさと村では、早咲きの白曼殊沙華が見頃! |
築山だけで約3000本が咲く。白曼殊沙華の見頃は、今週いっぱい。 |
実は安達ヶ原ふるさと村の敷地内には、多くの花が植えられています。いま見頃なのは早咲きの白曼殊沙華です。別名「彼岸花」としても知られますが、赤い彼岸花ならお彼岸の頃になると墓地や田んぼのあぜ道等で見かけます。しかしこちらで今見られるのは、早咲きの白い彼岸花。「白」で「早咲き」なのは珍しく、今週いっぱいが見頃との事。五重塔の近く、「げんきキッズパークにほんまつ」手前の築山が、一番の群生地です。因みに赤い曼殊沙華は彼岸の時期前後が見頃で、全体で早咲きの白と合わせて250万本もの曼殊沙華が楽しめます。
赤い曼殊沙華も混じると、一層白さが映える。青空とのコントラストも素敵。 |
敷地内では、水車と一緒に見られるポイントも。 |
そしてもう一つ、いま見頃で来月初旬まで楽しめそうなのが「ポーチュラカ」の花です。こちらは地を這うように茎を伸ばし、地面を覆うように咲く花です。白や赤・ピンク系、黄色・オレンジ系の鮮やかな花で、挿し芽をするなどして増やし、現在は1万4千本あるそうです。
ポーチュラカの花。鮮やかな色が目に眩しい。 |
古民家や木々といった抑え目の色と、対照的な鮮やかさだ。 |
実はこの日の中継の前、午前中に花を撮影に行きました。というのもポーチュラカの花は日差しが大好きで、主に午前中を中心に咲くと夕方にはしぼんでしまう事があると聞いていたからです。本来は中継のしぼんだ花との対比を伝えようと思ったのですが、日ごろの行いが良いせいか(?)この日は太陽も顔を出し続け、本番も綺麗な花を咲かせ続けていました。
夕方しぼむ可能性があり、午前中から中継ポイントでも撮影をしていた。 |
奥の古民家と手間に広がるポーチュラカ。 |
花弁は表が発光色のような鮮やかな色をしている反面、裏側はおさえた色合いです。なので風が渡ると花弁の表と裏が交互に見えて、まるで明滅しているかのような光景も楽しめますよ。
一日花なので、翌日にはまた別の花が咲いて、訪れる人を楽しませてくれます。
なお花を愛でる際に、花の植栽・管理をしている「安達ヶ原ふるさと村の景観をよくする会」からは、協力金300円をお願いしますとの事でした。
そしてふるさと村のすぐ近くには、能の題材にもなった「安達ヶ原の鬼婆伝説」に登場する鬼婆の住処「岩屋」や墓(「黒塚」)も残されています。そこで安達ヶ原ふるさと村の「ふるさと館」では、二本松市の特産品やグルメを買ったり楽しんだりできるだけでなく、その鬼婆に因んだ料理や商品も開発・販売しています。
一日花なので、翌日にはまた別の花が咲いて、訪れる人を楽しませてくれます。
なお花を愛でる際に、花の植栽・管理をしている「安達ヶ原ふるさと村の景観をよくする会」からは、協力金300円をお願いしますとの事でした。
そしてふるさと村のすぐ近くには、能の題材にもなった「安達ヶ原の鬼婆伝説」に登場する鬼婆の住処「岩屋」や墓(「黒塚」)も残されています。そこで安達ヶ原ふるさと村の「ふるさと館」では、二本松市の特産品やグルメを買ったり楽しんだりできるだけでなく、その鬼婆に因んだ料理や商品も開発・販売しています。
来月初旬まで楽しめそう。 |
安達ヶ原ふるさと村にある「ふるさと館」。食事・お土産が買える。 |
今までもハンバーグが鬼婆の使った出刃包丁の形をした、卵の目玉が強烈なインパクトの「オニババ出刃―グカレー」(1000円)、顔が結構リアルで白髪をクリームで表現した「おにばばソフト」(600円)、出刃包丁型かまぼこや何故か紅白とめでたい?どくろもなかが載った「血の池ラーメン」(880円)などのメニューを出してきましたが(今も食べられます)、今年登場したメニューが「出刃こん」(200円)。要は出刃包丁型のこんにゃくに、県内の内池醸造が作った血糊風甘味噌をかけた一品です。
2種類のカレーが楽しめるのが嬉しい「オニババ出刃ーグカレー」。 |
出刃クッキーも添えられている「おにばばソフト」。 |
味は臭みの無いぷりぷりこんにゃくに、甘めの味噌がからむ「味噌田楽」です。形や色とのギャップが楽しめます。するとふるさと館の方からプチ情報が…。
「味噌の赤はパプリカから出しているので、決して辛みは無いんですよ。」
確かに美味しい甘味噌でしたので、老若男女味わえます。
「味噌の赤はパプリカから出しているので、決して辛みは無いんですよ。」
確かに美味しい甘味噌でしたので、老若男女味わえます。
どくろ最中が紅白なのは、めでたいのかめでたくないのか…「血の池ラーメン」。 |
今年誕生したメニュー「出刃こん」。美味しい味噌田楽だ。 |
そして今月1日に発売した新メニューが、「どくろうどん」(700円)!どくろの形をした揚げ豆腐を載せたうどんです。
うどんは太めのこしのある麺で、そこに鯛だしのつゆをたっぷり吸わせて揚げ豆腐を頂くと、更に鯛の旨味が加わります。
うどんは太めのこしのある麺で、そこに鯛だしのつゆをたっぷり吸わせて揚げ豆腐を頂くと、更に鯛の旨味が加わります。
血(糊風甘味噌)のついた出刃(こん)を、目をむいて食べてみる…。 |
9月に発売され、結構売れているという「どくろうどん」。 |
そこに味変で足せるのが、「出刃こん」でも使われた血糊風甘味噌です。これをかけて揚げ豆腐を頂くと、これまた味噌の甘みが加わって、揚げ豆腐の旨味が更に引き立ちます。
その味噌をつゆに溶くと、またあっさりしたつゆに味噌のコクが加わって、何段階も味わいが変わります。
「しかも揚げ豆腐に厚みがあるので、一杯で結構お腹にたまるんです。」
中継後に自分が口をつけた「出刃こん」と「どくろうどん」を食べたのですが、お昼にラーメンを食べていただけに(※この話は、後述)、午後5時前ではちょっと重い位。若い食べ盛りの人でも、結構満足感があるのでは?
その味噌をつゆに溶くと、またあっさりしたつゆに味噌のコクが加わって、何段階も味わいが変わります。
「しかも揚げ豆腐に厚みがあるので、一杯で結構お腹にたまるんです。」
中継後に自分が口をつけた「出刃こん」と「どくろうどん」を食べたのですが、お昼にラーメンを食べていただけに(※この話は、後述)、午後5時前ではちょっと重い位。若い食べ盛りの人でも、結構満足感があるのでは?
血糊風甘味噌をかけて味変。目のところからうどんを通してみても面白い写真が撮れそう?! |
鬼婆関連のグッズも…。リアル系がプリントされたまんじゅう。 |
「それぞれの商品について、企画はふるさと村であげるんですが、料理やグッズ作りはその道のプロにお任せしているので、デザインは鬼婆関連でも品質は落とさないようにしています。」
そんな鬼婆のデザインは、「バッピーちゃん」というかわいい・ゆるい系のキャラクターも作りました。
「最初はバッピーちゃんのキャラクター推しで商品を出していたんですが、試しにリアル系のグッズを出したら、こっちの方が需要があったんです。」
いまは鬼婆のリアル系の顔がプリントされた缶バッジやヘアピンといったグッズに、食べられるものにも発展。饅頭や、焼き印として顔が浮かぶ煎餅も販売されています。
またデザインの出来るスタッフが、リアルさを少しマイルドにしたバージョンの鬼婆がプリントされたぽち袋なども登場しています。「これからも色々な商品を開発したい」とスタッフの方々も意気込んでいて、行く度に新たな発見があるかも知れません。
そんな鬼婆のデザインは、「バッピーちゃん」というかわいい・ゆるい系のキャラクターも作りました。
「最初はバッピーちゃんのキャラクター推しで商品を出していたんですが、試しにリアル系のグッズを出したら、こっちの方が需要があったんです。」
いまは鬼婆のリアル系の顔がプリントされた缶バッジやヘアピンといったグッズに、食べられるものにも発展。饅頭や、焼き印として顔が浮かぶ煎餅も販売されています。
またデザインの出来るスタッフが、リアルさを少しマイルドにしたバージョンの鬼婆がプリントされたぽち袋なども登場しています。「これからも色々な商品を開発したい」とスタッフの方々も意気込んでいて、行く度に新たな発見があるかも知れません。
リアル系その2、せんべい。 |
ちょっとソフトな雰囲気の鬼婆のぽち袋や缶バッジなど。 |
「安達ヶ原ふるさと村」は先人館を除いて、入場無料です。食事やお土産が買える「ふるさと館」は9時~17時(食事は10時~15時)です。国道4号の安達ヶ原入口交差点で、ループ状の跨道橋のような道路(県道62号)に入ると、すぐ五重塔が見えて来るので分かります。
※先程「昼にラーメンを食べた」という話を書きましたので、おまけでその話を。
今回スタッフと昼食でお邪魔したのが、「麺処 若武者」です。
以前取材した時のエピソードは、こちらをクリック。
この店は取材でもプライベートでも何度か行っているお店で、二本松では勿論、県内有名店の一つでもあります。
※先程「昼にラーメンを食べた」という話を書きましたので、おまけでその話を。
今回スタッフと昼食でお邪魔したのが、「麺処 若武者」です。
以前取材した時のエピソードは、こちらをクリック。
この店は取材でもプライベートでも何度か行っているお店で、二本松では勿論、県内有名店の一つでもあります。
「麺処 若武者」の鶏塩中華そば(トッピングで味玉)。 |
細麺だから、スープとのバランスが良い。 |
私は濃厚な「福島鶏白湯」も大好きなのですが…今回は「塩鶏中華そば」の味玉トッピングに。いまは新型コロナの影響もあって、先に券売機で注文をします(クレジットカードも使えるのが嬉しい)。
丸鶏でだしをとっているというスープは、鶏の旨味が存分に味わえます。鶏油でしょうか、れんげで口元にもってくると、良い香りがします。それでいてスープが透き通っているのでお分かりの通り、味わいは重くありません。塩で勝負し「店人気ナンバー1」となっているだけあって、スープに自信の表われを感じます。
しかもこのスープの旨味を味わう為の細麺とは、バランスが絶妙。細いながら小麦の味わいも感じられます。細かく刻んだネギの味・香りも、塩味スープによく合います。味玉も、この煮込んだ色合いに違わぬしっかり味付けで、塩スープ故に良いアクセントに。
あ~、美味しかった♪ ご馳走様でした。
丸鶏でだしをとっているというスープは、鶏の旨味が存分に味わえます。鶏油でしょうか、れんげで口元にもってくると、良い香りがします。それでいてスープが透き通っているのでお分かりの通り、味わいは重くありません。塩で勝負し「店人気ナンバー1」となっているだけあって、スープに自信の表われを感じます。
しかもこのスープの旨味を味わう為の細麺とは、バランスが絶妙。細いながら小麦の味わいも感じられます。細かく刻んだネギの味・香りも、塩味スープによく合います。味玉も、この煮込んだ色合いに違わぬしっかり味付けで、塩スープ故に良いアクセントに。
あ~、美味しかった♪ ご馳走様でした。
澄んだスープに旨味たっぷり…。ネギとも合う。 |
肉も噛み応えあり。 |
「麺処 若武者」は現在新型コロナの影響で平日は11時~15時の昼のみの営業(土日祝日は19時半まで)だそう。休みの日などは店のウェブ等でご確認ください。
ご馳走様でした♪ |
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